
今までに、こんな経験ありませんか?
人に悩みを相談したけど、
こうした方がいい、ああした方がいい
これはダメ、あれはダメ
このようにやりなさい
などと一方的に指示されたような経験はありませんか?
相手の方は助けてあげよう、アドバイスしてあげようと思って一所懸命に考えて、色々言ってくれると思います。
でも、その時にあなたはどう感じましたか?悩みは解決しましたか?
正直、相談したものの、色々言われると結局、方向性が決まらなかったり、整理できなかったりすることも多いのではないでしょうか?
そんなお悩みを解決するために、
「コーチング」
というコミュニケーション手法があります。
では、コーチングであなたのお話を聞いたらどうなるのでしょうか?

1.あなたのお話を傾聴する

あなたのお話を遮らずに最後まで傾聴します。
傾聴とは、あなたの話に耳を傾けて、熱心にあなたの話を聴くことです。相手の話を深く聴いたり、話し方や表情、姿勢、しぐさといった言葉以外の部分に注意を払ったりすることで、相手を理解します。
傾聴により、あなたが自分だけではわからなかった自分自身について深く理解することができ、どのような行動をとるべきか気付くきっかけを得ることが期待できます。
2.あなたがご自身で整理・解決できるように的確な質問をする

例えば、「私、早く結婚したいんです!」
という人に対して、
「なぜ、早く結婚したいのですか?」
という質問をすると、結婚したい理由など具体的に考えてなかった人は理由を考えるようになります。理由が明確になると、その理由に対してさらに質問して深堀します。こうすることで、あなたの結婚したい理由は明確になり、今まで考えもしなかったことなどが少しずつ整理されてくるでしょう。
「いつ頃までに結婚したいのですか?」
という質問をすると、3ヵ月や半年、1年など目標の時期が明確になり、さらになぜその時期まで結婚したいのか?質問すると、その理由が明確になり、ご自身で時期やその理由が明確になります。
「結婚したら何かしたいことはありますか?」
という質問をすると、結婚生活を想像して、その時に自分がやりたいことを考えたり、夢を描いたりします。この質問により、やりたいこと・目標が明確になり、それに対して、何をする必要があるか、など将来についてより具体的に考えるようになります。
このように1つの質問からでも具体的になったり、明確になり、整理できることがあります。複数の質問をすることでさらに整理され、自分が成りたい姿、時期などが明確になり、色々なことを自分で決められるようになるのです。
人に決められたり、人にアドバイスされて決めるのではなく、自分で決められるようになるのです。